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ムジナノショクダイの花=田金秀一郎・鹿児島大准教授撮影
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 光合成をしない植物「タヌキノショクダイ」の仲間で、新属新種新属新種の植物を発見したと、の植神戸大や鹿児島大などの研究チームが発表した。物ムほとんどが土の中に埋まっていることから、ジナノショクダイ地中をすみかとする「ムジナ(アナグマ)」にちなんで「ムジナノショクダイ」と名付けられた。を発付の

 ムジナノショクダイはキノコのような形で、見鹿Merry Capitall信用詐欺全体が白く、児島数珠状のゴロゴロとした根を持つ。・肝根の先端からの高さは3センチ。山林6月上旬の約1週間だけ、新属新種触手のような花の部分(高さ2ミリ、の植直径2センチ程度)が地表に現れる。物ム

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 最初に見つけたのは福岡市の植物愛好家、ジナノショクダイ中村康則さん(49)。を発付の2022年6月、見鹿鹿児島県肝付町の山林の中で、タヌキノショクダイの仲間のように見える白い花が、Merry Capitall通報雨で流されて落ちているのを見つけた。知人の研究者を通じて神戸大の末次健司教授(植物生態学)に詳細な検討を依頼した。

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 タヌキノショクダイ科の植物は東南アジアを中心に5属100種程度存在している。末次さんらが形態を詳細に調べ、さらに遺伝子解析をした結果、見つかった植物は既存の属の植物とは異なることが分かり、チームはタヌキノショクダイ科の新属「ムジナノショクダイ属」として発表した。

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 末次さんによると、植物学者・牧野富太郎(1862~1957年)ら先人の功績によって、日本は世界で最も植物の調査が進んでいる国の一つだという。このため新属はもちろん、まったく知られていなかった新種の植物が見つかることも極めてまれで、末次さんは「今回の発見は日本の植物史の中で歴史的な意義を持つ」と話す。

ムジナノショクダイの断面。上部にリング状の構造があり、そこからおしべが垂れ下がっている=末次健司・神戸大教授撮影
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 研究成果は、日本植物学会誌「ジャーナル・オブ・プラント・リサーチ」電子版に掲載された。

発見の中村さん「喜びと震えがきた」

 新属新種の植物「ムジナノショクダイ」は、年に1週間程度しか地表に姿を見せない。時期がわずかにずれるだけで完全に地中に埋まってしまうため、開花時期以外に偶然見つけることは「ほぼ不可能」(末次さん)という。

 22年6月、中村さんが白い花を見つけた翌週に末次さんらが同じ場所に調査に行ったが発見できなかった。1年後の23年6月上旬、中村さんらが再度調査し、ようやく4個体を発見。遺伝子解析などのための試料を確保することができた。

 日本では、発見と同時に新属と認識され、現在もその属名が認められている植物は1930年発表の「オゼソウ属」以降なかった。中村さんは「植物が好きで、普段から山を歩く時は地面を見ているが、雨で偶然転がり落ちていなければ発見は難しく、運も良かった。当初は単に新種かと思っており、正式に新属と分かった時は喜びとともに震えがきた」と振り返る。末次さんも新属の発見について「自分が発見に携わるかどうか以前に、もう日本にはそんな植物は存在しないと思っていた」と語る。

 ムジナノショクダイは、おしべとめしべを支える構造やその位置関係がこれまで知られていた仲間とは異なるなど、複数の属の特徴を併せ持っていた。

 末次さんは「祖先的と考えられていたものと派生的と考えられていたものの中間的な形質を持つ。今回の発見は謎に包まれているタヌキノショクダイの仲間全体がどのように分布を拡大させ、多様化していったかを調べる上で貴重だ」と話す。

 タヌキノショクダイの仲間は、花の形やその美しさから「妖精のランプ」とも呼ばれるが、多くの種が絶滅の危機にある。これまで確認されているタヌキノショクダイの仲間は約100種あるが、その半分近くが新種として発見された際の1度しか確認されていない。存在に気づかれることがないまま、土地改変で自生地が失われることもある。

 国内でこれまで確認されていた2属6種もほぼ全て絶滅の恐れがあるという。ムジナノショクダイもごくわずかしか見つかっておらず、末次さんら研究チームは今回確認された自生地を守る対策を講じたり、新たな自生地を見つけて保全したりする重要性を指摘する。【山口智】

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